アニヤハインドマーチのご紹介です。
アニヤハインドマーチはロンドンのデザイナーズブランドで、創設は1993年とまだ歴史が浅いブランドですが、各国に30の店舗を展開しています。
日本での店舗は大丸や丸井、三越など百貨店が中心で4店舗を数えます。
アニヤハインドマーチのファッションアイテムは、バッグをメインにしたメイン・ライン、ブルー・レーベル、スモール・レザー・グッズ、ラゲッジ、シューズ、更にウェアと、トータルファッションを提案するものです。
アニヤハインドマーチと言えば、「Be a Bag」が有名ですが、顧客が持ち込んだ写真などを、バックにプリントするもので、デザインアイテムとして起こされたものではなく、チャリティの募金を集める目的として始められたプロジェクトで、現在20カ国以上で行なわれているそうです。
アニヤハインドマーチが2007年に発表したコットン仕立てのトートバッグのエコバッグは、2000円と言う低価格で販売した事も、世界中で話題になっていました。
このように話題に事欠かないアニヤハインドマーチですが、基本的なデザインスタンスは、セレブ系の高級バッグとイギリス人独特のウィットに長けた、グラフィカルな写真をモチーフにしたバッグを作り分けており、非常に知的なブランドと言えます。
セレブ系のブランドとは言いながら、伝統的ななめしや皮の素材やファブリックの素材を使ったバッグは、素材や作りに比べれば非常にリーズナブルですし、エコバックはそれに比べても非常に安く、原価割れしているのではないかと思うほどです。
アニヤハインドマーチの「Bespoke Ebury」はアニヤハインドマーチの創設10周年を記念して作られたシリーズで、伝統的なイタリアのなめし技術の革を使用したもので、素材のよさを前面に打ち出したシンプルなデザインは、素材に対するアニヤハインドマーチの愛情が感じられるバッグとしてどなたにもお勧めする事が出来ます。
アニヤハインドマーチのシューズはシンプルなパンプスにソリッドなシルバーカラーやブラック、なたブラック、ホワイト、ブラウンの3色の上品な豹柄など、デザイン性と履きやすさを両立させたものです。
ファッションウェアアイテムは落ち着いた奥行きのある淡いブルーを基調として、グレイなどで上品なテイストを演出した、いかにもアニヤハインドマーチの趣味のよさを感じさせるもので、華美に走らず、かといって真面目過ぎもせず、適度にウィットを効かせたデザインは、本当の意味での良質なバッグやファッションと言えるでしょう。
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